FrontBaseは、高いパフォーマンスを誇るリレーショナル・データベース・エンジンであり、そのパフォーマンスは、デベロッパやユーザが求めるような、現時点でのクォリティ水準をクリアしている。
エンジン部分は、ANSI Cで記述されている。これには、コンパイラやランタイム・システム、オブジェクト指向プログラミングやデータベース・システム、コマンド・コントロール・システムといった、15年以上にも及ぶ経験が生かされている。
サポートしているプラットフォーム
OPENSTEP 4.2
Mac OS X Server
Windows NT
Solaris |
YellowDog Linux (PPC)
RedHat 5.1 Linux (Intel)
SuSE 6.2 Linux (Intel) |
上記以外のプラットフォームは、1999年以降にフォローする予定
先見性のあるデザイン
FrontBase は、以下にあげるような、国際性をもち、かつデファクト・スタンダードとなるような、高いパフォーマンスと整合性を併せ持っている:
SQL 92: FrontBaseは、産業利用に耐えうるものとしては、重要な国際標準を満たす、初めてのデータベースエンジンである。これは、エンジンの中に正しく埋めこまれるよう、厳しく制約されている。
Unicode: FrontBaseは、Unicode 2.0 を採用している。Unicode 2.0 は、UTF-8 基準を使ってスペースを保存しているにも関わらず、すべてのキャラクタデータを処理することができる。よって、さまざまなキャラクタ・セットを使ったり、クライアント環境がバラバラな場合でも、サポートが簡単になる。
通信: FrontBaseは、クライアントとの通信にソケットを使うので、ディベロッパーにとっては、さまざまなプラットフォーム(MacOS、Windows95/NT、Rhapsody)のクライアントを幅広くサポートすることができる。
管理: FrontBaseデータベースは、インターネット上のどんなコンピュータからでも管理可能である。ただし、一般的なWebブラウザが使えることは必須。
特徴
リレーショナル指向エンジンは、基本的に、限界なく効率的にデータベースを処理するための、信頼性の高い基礎を提供する:
・厳しいトランザクション・コントロール
・クラッシュに対して100%を誇る柔軟性
・起動時間の短縮化
・テラバイトサイズのデータベースへの対応
・ギガバイトサイズの CHARACTER / VARCHAR ストリングおよびBLOBへの対応
・オーバーヘッドが非常に少ないインデックス付けが可能なB-treeで最適化されたマルチ・コラム
・ホストOSのファイルシステムからの独立性
・テーブルをメモリ内にキャッシュ
・読み取った機会ごとに、結果をシリアル順に保持可能
・低レベルのロック機能
・読み取り専用データベース
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